千葉県浦安市の岡野純子市議(44)は23日、県庁で記者会見を開き、政治資金規正法違反の罪で略式起訴された薗浦健太郎氏=自民党を離党=の議員辞職に伴う衆院千葉5区(市川市の一部と浦安市)の補欠選挙に国民民主党から出馬すると表明した。同党は薗浦氏が議員辞職した21日に岡野氏を公認した。同席した玉木雄一郎代表は擁立について「半年くらい前から準備していた。衆院選は常在戦場だ」と話した。
岡野氏は会見で薗浦氏の辞職を念頭に「クリーンな政治をやっていく。もっと本腰を入れるべきものが日本にはたくさんある。公明正大で正直な政治をやっていきたい」と強調。給料が上がる経済の実現など「党が掲げる5つの柱をしっかりと訴える」とした。
岡野氏は、NHKアナウンサーを経て平成23年の浦安市議選で初当選。同市長選や衆院選での落選を経て同市議選に再出馬し、現在3期目。