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ヤクルトの球団公式マスコット「つば九郎」が23日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉を行い、2年ぶりとなるダウンを提示されてチームで唯一の「ほりゅう」となった。
毎年オフ恒例の契約更改交渉にチームの大トリで登場。今季は前〝鳥〟未到の主催2000試合出場を達成するなど記念すべきシーズンとなったが、「年俸5万円プラス『ヤクルト1000』飲み放題」からまさかのダウン提示。理由は「2022ねんぐっずうりあげ、さくねんをうわまわりましたが、むらかみくんにぬかれ2いとなり、やくると1000のみほうだいはくだつでした」とのことだった。
これには納得がいかない様子で「2いじゃダメですか!! なぜのみほうだいがはくだつされたのかー」とフリップを投げ捨てる場面も。最後は「らいねんはつばくろうのさいふのなかってすごいみつなのでめざします」と、仙台育英高の須江監督が夏の甲子園大会優勝インタビューで発した名言を連想させる言葉を残してエレベーターに乗り込み姿を消した。
昨年は2012年以来、9年ぶり2度目となるFA宣言をし、100件以上の地方自治体や企業から破格の条件で打診を受けた。だが「こんなにちーむのみんなふぁんのみんなにきたいされておかねぢゃない!! きもちです!!」とスワローズ愛を貫いて残留。だが、これで4年連続の越年となることが決定した。