北海道内では23日、大雪警報などが発令され、夜になっても北部のオホーツク地方や東部の釧路、十勝地方などで約2万6千戸の停電が続いた。道は全域が停電した北部の紋別市など2市8町に災害救助法の適用を決定。自衛隊法に基づき、紋別市への災害派遣を自衛隊に要請した。
紋別市では1万3350戸が停電した。同市によると、自衛隊は到着次第、開設した避難所10カ所のうち、小規模な施設にストーブや発電機、毛布を配布。
北海道電力は対策本部を設置した。紋別市で送電用の鉄塔1基が倒れているのが確認されており、早期の復旧を目指し作業を続けている。