NHKは23日、総合で放送していたドラマ「作りたい女と食べたい女」(月―木曜夜、14日最終回)が紹介したローストビーフの調理法が、内閣府の食品安全委員会が食中毒を防止できるほど加熱できないことを理由に注意を呼びかけているものだったとしてドラマの公式サイト上で謝罪した。サイトからレシピを削除し、NHKプラスとNHKオンデマンドでも調理場面の一部を修正した。
問題となった回は13日に放送。牛の塊肉を焼いた後、アルミホイルで余熱を使って低温調理する方法だった。NHKによると、視聴者の指摘を受けて調査し、肉の内部温度が食中毒を防止できるほどには上がらないことが分かったという。NHKは「確認が不十分でした。大変失礼いたしました」としている。