テニスの日本代表を来年から率いる男子の添田豪、女子の杉山愛両監督が23日、オンラインで会見し、今季限りで現役を退いた添田監督は「ゆくゆくはデ杯優勝が僕の目標。選手たちも強く思っている」と述べ、将来的な国別対抗戦デビス杯制覇に意欲を示した。初采配となる来年2月のワールドグループ(WG)1部プレーオフ、ポーランド戦に関しては「選手とコミュニケーションもとりやすい位置にいた。いいメンバーで臨める感触は得ている」と述べた。
現役時代に女子ダブルスで四大大会を3度制した杉山監督は国別対抗戦ビリー・ジーン・キング杯の目標について「最終的には世界のトップに立てるようになってほしい。WGに入り、さらに頂点を目指していきたい」と話した。元世界ランキング1位の大坂なおみ(フリー)の代表招集に関しては「コンタクトは今、取れていない。まずは(来年1月の)全豪オープンでコミュニケーションを取れたら」と述べた。