バイデン米政権は21日、ロシアによるウクライナ侵攻を支援しているとして、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」への制裁を強化すると発表した。同社をロシアの「軍事関連企業」に指定し、規制対象の拠点などを広げた。
輸出規制を強化し、米国の技術を利用して世界各地で製造された製品が軍事転用されることを防ぐ狙いがある。
米商務省は声明で「ワグネルは世界で最も悪名高い雇い兵組織の一つで、ウクライナで残虐行為や人権侵害に積極的に携わっている」と非難した。(共同)