22日午前1時ごろ、北海道の白糠漁港から約1・8キロの海上で、タコ漁船「瑞進丸」(9・7トン)から出火したと漁協から118番通報があった。釧路海上保安部によると、乗っていた4人は仲間の船に救助され、船長の井嶋修次さん(45)と乗組員(52)が気道熱傷の疑いで入院したが、意識はあるという。船は約4時間後に沈没した。
海保によると、船はほかの漁船とともに漁場に向かう途中だった。乗組員の話から、機関室から出火した可能性があり、原因を詳しく調べる。