岸田政権の〝大甘〟改革方針に日本学術会議が反論 梶田会長「性格を変えてしまいかねない」 菅義偉前政権では「廃止・民営化」論も

ZAKZAK
改革案に異議を唱える梶田会長=21日
改革案に異議を唱える梶田会長=21日

岸田文雄政権の〝大甘〟方針に、日本学術会議が反論してきた。菅義偉前政権で「廃止・民営化」論が出ていた同会議について、岸田政権は「国の特別の機関」という現在の形態は維持する一方、会員選考過程をチェックする第三者委員会の設置などを含めた改革方針を示していたが、会議側は再考を求める声明を取りまとめたのだ。近く政府側に伝えるという。

「学術会議の独立性に照らしても疑義があり、存在意義の根幹に関わる」

日本学術会議の声明にはこう記されていた。

梶田隆章会長は21日、総会後の記者会見で、「70年以上の歴史を持つ学術会議の性格を変えてしまいかねない」と訴えた。

同会議については、年間約10億円もの税金が投入されながら、特定の政治勢力の影響力が強く、日本の「軍事・防衛研究」に反対し、経済成長のマイナスになってきたと指摘されている。

「学術会議の独立性」がそれほど重要なら、「廃止・民営化」した方がいいのではないか。

今、あなたにオススメ

izaスペシャル

  1. 【侍日記】20歳の高橋宏斗、先輩たちの匂いに驚き/WBC

  2. NHK朝ドラ「舞いあがれ!」最終週に柏木学生(Snow Man・目黒蓮)再登場! コロナ禍で貴司(赤楚衛二)心配する声も

  3. 【安保法案特別委採決】辻元氏、涙声で「お願いだからやめて!」と絶叫 民主、プラカード掲げ抵抗

  4. 大谷翔平〝VIP帰国〟のお値段 BTSらも乗せた高級ジェット機、食事もファーストクラスと同等 代表選手からは「超一流のメジャーはさすが」の声

  5. ダルビッシュ、大谷を絶賛「本当にすごいなとしか言いようがない」

今、あなたにオススメ