鹿児島県は21日、同県阿久根市の養鶏場で見つかった高病原性の鳥インフルエンザ感染が疑われる事例に関し、遺伝子検査で陽性を確認し、飼育する肉用鶏約3万7千羽の殺処分を開始した。県内の養鶏場では今季12例目で、肉用鶏は初めて。
県によると、20日に農協から「鶏がまとまって死んでいる」と連絡があり、簡易検査した13羽全てが陽性だった。
県は21日、11例目となった養鶏場の採卵鶏約7万羽の殺処分が完了したことも明らかにした。