女優で音楽家、松下奈緒(37)が26日に大阪で開催されるアイスショー「メダリスト・オン・アイス2022」にピアニストとして参加することが20日、分かった。フィギュアスケート全日本選手権のエキシビションでもある晴れ舞台で、同大会上位選手ら日本のトップスケーターと共演する。フィギュアスケートファンを公言しており、「リンクへお邪魔できるのがとてもうれしい」と大感激だ。
松下の優雅なピアノの調べに乗せて、五輪メダリストの宇野昌磨(25)や坂本花織(22)らが華麗に舞う夢の共演に期待がかかる-。
舞台は大阪・門真市の東和薬品ラクタブドームで開催される「メダリスト・オン・アイス2022」(主催・産経新聞社ほか)。出場選手決定=別表参照=はこれからだが、前日まで同所で開催されるフィギュアスケート全日本選手権の上位入賞者ら日本のトップスケーターが勢ぞろいする。
松下はオープニングからアイスリンク内の特設ステージに登場し、自身のボーカル曲「WISH」をピアノの弾き語りで披露。会場を包み込むような優しい歌声と音色でショーが幕を開ける。続けて、松下のピアノ演奏で出場選手が次々と氷上に現れる粋な演出が用意される。
さらに各選手のステージが終わった後、フィナーレで松下が再び登場。ピアノで2曲演奏し、選手全員がリンクを所狭しと滑走。華やいだ雰囲気の中で大団円を迎える。演奏曲は現在選曲中だ。
夢コラボは、フィギュアスケートファンであることを伝え聞いた主催者サイドからオファーを受けた松下が「本当に大好きなんです。うれしい」と快諾し、実現した。
テレビ観戦するときはどんな楽曲がどんなアレンジや組み合わせで使われるのか、音楽家目線で楽しんでいたといい、「クラシックからポップスまで選手の皆さんが楽曲に合わせて魅せる演技を、大会があるたびにワクワクして見ていました」と告白。「今回はリンクへお邪魔できるのでメダリストの皆さんにもお会いできる。華麗な演技を間近で拝見したい」と当日に思いをはせる。
宇野、坂本に加え、全日本選手権で復帰する北京冬季五輪銀メダルの鍵山優真(19)、GPファイナル優勝の三浦璃来(21)・木原龍一(30)組や三原舞依(23)らの出場も有力だけに、ガ然注目が高まりそうだ。
★3年ぶりオリジナルアルバム携え2023年に全国ツアー開催 松下は今年4月に3年ぶりとなるオリジナルアルバム「FUN」を発売。2023年、同盤を携えてライブハウス、ビルボードライブを会場にした全国ツアーを開催する。横浜公演は1月14日、東京公演は2月4、5日、大阪公演は3月21日。