阪神・伊藤将司投手(26)が20日、ウエートトレーニングなどのため甲子園を訪れ、今季限りで阪神を退団したジョー・ガンケル投手(30)のソフトバンク入団を祝福した。
「今年まで一緒にやってきて、ガンケルもああやって決まってくれたので本当にうれしいこと」
虎入りは助っ投の方が1年早く、2シーズンをともに過ごした。丁寧にゴロで打ち取っていく術を間近で見つめ「近いものもあるので、そういうのを見ながら自分も学びました」と感謝する。
新天地ではガンケルも「27」を背負うこととなり、思わぬ共通点ができた。伊藤将は「まさか27番をつけるとか思っていなかった。お互いに(頑張って)やっていけたらいいなと思いますね」と胸を躍らせた。
左腕自身も、来季3年目で初の規定投球回到達を目指し肉体強化中。先発の柱としてたくましくなって再会を果たす。(須藤佳裕)