一部メディアで報じられたことで注目されていたのが、お笑いコンビ、麒麟の田村裕(43)の吉本退社報道。16日には田村自身がSNSで退社を否定したことで収束する方向だが、どうしても相方との格差が気にかかるところだ。
事の発端は、今月14日にニュースサイト「NEWSポストセブン」が配信した記事。田村が吉本を退所する決意を固め、今後エージェント契約に切り替えると報じたものだった。相方の川島明(43)は吉本に残り、コンビは解散しないとも伝えていた。
15日には川島が、MCを務める「ラヴィット!」(TBS系)で「すぐに相方に電話したわ。あんたやめんの? って。ないよねって感じで」と否定。続いて、田村自身も16日に、自身のSNSで「しませんよ。何の情報かわかりませんけど」ときっぱり否定した。
「麒麟は2001年のM―1グランプリで決勝に進出し一躍注目されました。その後、田村が07年に、自身の幼少期を書いた自伝『ホームレス中学生』がベストセラーとなり、人気を得ると、『探偵!ナイトスクープ』(ABCテレビ)の探偵にも抜擢(ばってき)され、麒麟といえば田村という位置づけが続いていました」と演芸関係者は話す。