米大リーグ、メッツは17日、プロ野球ソフトバンクから海外フリーエージェント(FA)権を行使した千賀滉大投手(29)と5年契約を結んだと発表した。3年目の2025年シーズン終了後に千賀が契約を破棄してFAになれる選択権を持つ。米メディアによると5年総額で7500万ドル(約102億7500万円)。育成契約でプロ野球入りした選手がメジャー移籍するのは初めて。
メッツのエプラー・ゼネラルマネジャーは「何年も前から注目してきた。彼のような能力を持つ選手がローテーションに入ることに興奮している」との声明を出した。
千賀は愛知・蒲郡高から2011年に育成ドラフト4位でソフトバンクに入団。12年に支配下登録され、16年から7年連続2桁勝利をマークした。通算成績は224試合で87勝44敗1セーブ、防御率2・59。(共同)