野球日本代表「侍ジャパン」の栗山英樹監督(61)が11日、東京・文京区の野球殿堂博物館で野球伝来150年記念シンポジウムの講演会に登壇した。
来年3月開催の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の予備メンバーリストに加えた日系の大リーガーについて「ルール上、いいのかというのを(主催者側に)投げていて、答えを待っている」と進捗状況を明かした。
カージナルスのラース・ヌートバー外野手(25)は日系2世で母が日本人。今季108試合に出場し、打率・228、出塁率・340、14本塁打、40打点をマークした1番打者で、球団の了承と本人に出場意思があれば代表入りする可能性は高い。
4人目のメジャーリーガー招集はなるか-。既に大谷(エンゼルス)、ダルビッシュ(パドレス)、鈴木(カブス)が参戦を表明しており、「3人表明してくれて、そのバランス含めて」と指揮官。最強チームの結成へ、メンバー選考を進める。(横山尚杜)