NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第50話が9日、放送され、ドラマの最後に流れた第11週「笑顔のフライト」(第51~55話)の予告に一瞬映ったSnow Man・目黒蓮演じる柏木弘明がヒロインの岩倉舞(福原遥)を抱き寄せるカットに朝ドラファンの注目が集まった。
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島などを舞台に、町工場で生まれた舞が空を飛ぶ夢に向かう物語。この日は第10週「別れと初恋」(第46~50話)の最終日で、航空学校での厳しい着陸特訓の疲労がたたって熱を出して休んだ舞が、訓練の遅れを気にしつつ、飛ぶことが楽しくなくなってしまったことに悩む様子が描かれた。病床の自分にアイスを差し入れてくれた担当教官、大河内守(吉川晃司)と話した舞は、努力しても報われないこともあると言う大河内を見返したくて頑張ってきたが、何のために訓練しているのかわからないと涙ながらに吐露。そんな舞に、大河内は「なぜパイロットを目指したんだ。それを思い出せ」とアドバイスした。
翌日、熱が下がり訓練に復帰する舞が、チームメイトの柏木弘明(Snow Man・目黒蓮)の部屋にあいさつに出向くと、柏木は担当教官を大河内から別の教官に代えてもらおうと提案。もともと大河内を見返したいと言い出したのは柏木で、それに舞を巻き込んでしまったと彼が反省の気持ちを示し、舞が困惑した表情を浮かべたところで、この週は幕を閉じた。