NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第11週「笑顔のフライト」(第51~55話)の予告が9日、放送され、一瞬だけ映った赤楚衛二演じる梅津貴司のカットに、SNSが盛り上がった。
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島などを舞台に、町工場で生まれたヒロイン、岩倉舞(福原遥)が空を飛ぶ夢に向かう物語。
貴司は、岩倉家の隣にあるお好み焼き屋「うめづ」の一人息子で、舞の幼なじみ。小学3年生のときに古本屋「デラシネ」の店主、八木巌(又吉直樹)と出会い、詩や短歌の魅力に取りつかれた文学青年だ。高校卒業後に就職したが、仕事や職場になじめず、現在は全国各地をめぐりそこで働きながら創作活動をしている。たびたび手紙や短歌を送って励ますなど、舞にとっては心のオアシス的な存在になっている。
貴司と舞の部屋は窓を挟んで向かい合っており、第11週の予告では、その窓から舞に笑いかける貴司の姿が映った。
第10週「別れと初恋」(第46~50話)では出番がなかったが、第11週の予告に赤楚の姿があり、ファンは歓喜。SNSには「赤楚君の笑顔があった」「来週は会えるのね」「一瞬映った笑顔が柔らかくて、寒い朝に湯たんぽみたいにじわじわ心が温かくなります」「貴司くん久しぶり過ぎて待ち遠しい」といったコメントが相次いだ。
気の早いファンからは「来週、貴司がいますね〜!ストーリーの流れ的に金曜くらいかな?」という声も。また、厳しい訓練で舞の苦しみが続いていることから、「そろそろ穏やか貴司くんに会いたいです」とつぶやく視聴者もいた。