侍ジャパンの投手コーチを兼務するロッテ・吉井理人監督(57)が8日、都内でTBSラジオ「石橋貴明のGATE7」(毎週日曜、午後8時放送)の番組収録に臨み、来季のロッテについて語った。
吉井監督は番組収録後、報道陣の取材に応じ、米大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手(36)がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)参加を表明したことについて「めっちゃうれしいです。投手コーチじゃなくても、うれしいです」と声を弾ませた。
米国時間9月2日、ダルビッシュが先発したドジャース戦(ドジャースタジアム)を観戦。「球の強さは全く変わっていなかった。変化球が多彩になり、いろいろなコースに投げ分けていた。相手打者をしっかり研究し、意図した配球をして、かなり進化していた」と明かした。
起用法について「栗山代表監督と話をしなくてはいけない」と前置きした上で「タイプ的には絶対に先発投手だと思っている。先発で長いイニングを投げるか、短いイニングを後ろで投げても安心感がある。そこは、全体のメンバーを決めてからです」と説明した。
同じくWBCへの参加表明をしているエンゼルス・大谷翔平投手(28)には「打者もやるので、投手起用は本当に考えてやらないといけない。これこそ、簡単には言えないです。栗山代表監督、大谷としっかり話して、決めていきたいです」と慎重姿勢を貫いた。