NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第42話が29日、放送され、主人公の岩倉舞(福原遥)が航空学校のフライト過程で初飛行に挑んだ。ツイッターでは「初フライト」がトレンド入りし、緊張感あふれるエピソードに視聴者からさまざまな感想が寄せられた。
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島などを舞台に、東大阪の町工場で生まれた舞が空と飛行機に憧れを抱き、パイロットを目指す朝ドラ。現在、第9週「私らはチームや」(第41~45話)が放送されており、宮崎県での座学課程を修了した航空学校の学生たちは北海道・帯広でフライト課程に臨み、舞は鬼教官と呼ばれる大河内守(吉川晃司)から指導を受けている。
この日の放送では、舞たちが初フライトに挑戦。前日、舞は、飛行機を安全に飛ばすために確認する一連の作業「プロシージャー」がうまくできず、大河内から注意を受けたが、ブリーフィングを行い、安全にフライトができるかを説明すると、大河内から訓練の一番手に指名された。
緊張感がみなぎるなか、舞が操縦桿を握った飛行機がいよいよ滑走路へ。滑走から離陸するまでに「センター、ずれてる」「目線を遠くへ」「操縦桿、動かすな!」などの注意を受けたが、飛行機が上昇すると、大河内から「この上昇姿勢を目に焼き付けろ!」という指導を受けた。