ビーケージャパンホールディングスが運営するハンバーガーチェーン、バーガーキングで今年9月に期間限定で販売された「ディアブロ・ガーリックダブルチーズバーガー」が人気の高さを受けて復活。話題のバーガーを実食してみた。
直火焼きの100パーセントビーフパテ2枚に、チェダーチーズスライス4枚を重ね、燻製辛口ガーリックフレークと特製スパイシーソースを合わせ、刺激的に辛さが体感できるバーガー。モバイル、PCゲームの「ディアブロ イモータル」とコラボレーションした商品で、今年9月に3週間限定で販売された"月見バーガー"をこぞって発表する時期に、同業他社とは一線を画し、独自路線を打ち出したことでも話題となった。販売開始後は、一部店舗で品切れを起こすほどの人気になり、同社によると今年販売した期間限定バーガーでは売上ナンバーワンになった。その人気商品が数量・期間限定で18日から期間限定・数量限定で再登場した。単品価格は税込み1390円。
SNSでは「日本人よ肉を食えと言わんがばかりのバーガーでおいしいですね」「食べ応えバツグンで"肉食ってる感"がすごい」と肉のボリュームを評価する声がズラリ。さらに、辛さについても「私は顔面汗だらけになりました!! 正直辛い」「ピリ辛かな? と思ってたらガチの辛さだった さすがディアブロ…」といったコメントが並んだ。
実際、手にして最初に気づいたのが、ずしりとした重さだ。通常のハンバーガーよりもかなり大きく、計測したら296グラム(公式は292グラム)。マクドナルドのビッグマック(公式情報は217グラム)よりもひと回り大きかった。袋を開けると、バンズからは肉がはみだし、チーズもあふれ出ていた。
ひとくち食べると、直火焼きで2枚重ねのビーフパテからはスモーキーな香りが口に広がりつつ、4枚重ねのチェダーチーズがマイルドに全体を包んでくれた。味のイメージとしては、肉7割、チーズ2割、バンズ1割で、圧倒的に肉を食べているような感じだ。
さらに食べ進めると、燻製ガーリックフレークと特製スパイシーソースが作用して、体の中に火を灯すような刺激も感じた。辛い物好きの筆者にはちょうどいいあんばいだが、人によってはダメージになりかねない辛さ。食後も胃から食道にかけて、熱を帯びるような感覚が何時間も残り続けた。1食分で891キロカロリーとインパクト大。"刺激的でがっつり肉を食べたい"、そんな気分の日にベストマッチな一品だ。