サッカーのワールドカップ(W杯)1次リーグF組で、モロッコが国際サッカー連盟(FIFA)ランキング2位のベルギーを破った。堅守で得点を許さず、後半に堂々の2ゴール。W杯24年ぶりの勝利にレグラギ監督は「私たちは何でもできる」と興奮気味に話した。
複数人が連動した守備で、タレントがそろう相手に自由を与えなかった。後半28分に左からのFKにサイスが触れて均衡を破り、終盤にもしたたかに加点した。第1戦では難敵クロアチアと引き分けており、1986年以来2度目の決勝トーナメント進出も現実味を帯びる。ハキミは「この勝利を誇りに思う」と喜びをかみしめた。(共同)