女優の福原遥が主演を務めるNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(総合など)の第42話が29日、放送される。
「舞いあがれ!」これまでの流れ
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島を舞台に、東大阪の町工場で生まれた主人公の岩倉舞(福原)が飛行機に憧れ、パイロットを目指す物語。1994年、小学3年生の時、初めて乗った飛行機に魅了され、空に憧れを抱くようになった舞は、2004年、航空工学を学ぶため浪速大に入学。そこで人力飛行機サークル「なにわバードマン」に入部し、初めて空を飛ぶという経験を味わった。
この体験を通して、舞の夢は「飛行機をつくる」から「旅客機のパイロットになる」に変化。大学を中退し、航空学校へ入学したいという思いを強めていった。当初、大学を辞めることに反対した母のめぐみ(永作博美)を説得した舞は猛勉強の末、狭き門を突破。宮崎本校での寮生活が始まり、柏木弘明(Snow Man・目黒蓮)、矢野倫子(山崎紘菜)、中澤真一(濱正悟)、吉田大誠(醍醐虎汰朗)、水島祐樹(佐野弘樹)ら同期と同じ班になった。
舞は、常に高慢な柏木が苦手で、当初は、意見がかみ合わず、班内で意見がぶつかり合うこともあったが、さまざまな過程を通じて舞たちは仲を深めていった。それは教官の都築英二(阿南健治)も驚くほどだった。舞たちは4カ月に及ぶ座学課程を無事に修了。全員が最終試験を突破し、北海道・帯広でのフライト課程に進んだ。