〈独自〉同盟国攻撃に反撃能力 「存立危機」も除外せず 政府検討

産経ニュース
首相官邸の建物
首相官邸の建物

政府が検討する敵のミサイル拠点などを攻撃する「反撃能力(敵基地攻撃能力)」の行使について、日本が侵攻を受ける「武力攻撃事態」だけでなく、同盟国などが武力攻撃を受けて集団的自衛権の行使が可能となる「存立危機事態」に関しても除外しない方向で検討していることが24日、分かった。複数の政府・与党関係者が明らかにした。自民、公明両党のワーキングチーム(WT)が25日にも反撃能力の保有をテーマとするのに合わせ、政府は考え方を示す見通しだ。

反撃能力をめぐり、政府は、日本が武力を行使する際の3要件を満たせば敵領土内の軍事目標を打撃することが可能と位置付ける。武力行使の3要件は、①武力攻撃などで日本の存立に明白な危険がある②国民を守るために他に適当な手段がない③必要最小限度の実力行使にとどまる-となっており、主に武力攻撃事態を念頭に置く。

一方、平成27年に成立した安全保障関連法制では集団的自衛権を限定的に容認した。同盟国や友好国が武力攻撃を受け、日本の存立が危機に陥る事態となれば武力行使が可能となる。こうした存立危機事態の認定でも武力行使の3要件が必要なため、法的には同盟国を攻撃しようとする第三国の攻撃に反撃能力を利用することも可能となる。

ただ、実際の運用上は、集団的自衛権に基づく武力行使は戦闘地域における同盟国への後方支援や機雷除去などを想定している。敵国へのミサイル攻撃などは日本への攻撃を招きかねず、政府幹部は「存立危機事態での反撃能力行使は現実には難しい」と話す。自民、公明両党のWTはこうした考え方におおむね理解を示しており、政府は与党との協議を踏まえ、年末に改定する「安保3文書」に盛り込む構えだ。

  1. NHK朝ドラあすの「舞いあがれ!」12月7日OA第48話あらすじ 予習に姿を現さなかった柏木(目黒蓮)の部屋を訪ねた舞(福原遥)は…

  2. 「やばい、やばい!」響く悲鳴で朝のホーム騒然 神戸の飛び込み事故

  3. 「子どもに就いてほしくないなあ」と感じる職業、1位は?

  4. NHK朝ドラあすの「舞いあがれ!」12月6日OA第47話あらすじ 柏木(目黒蓮)は中間審査に無事合格、着陸にてこずった舞(福原遥)は…

  5. 名脇役の斎藤洋介さんが死去 69歳、人知れずがんで闘病