新 こんな時代のヒット力

アピックスインターナショナル「エッグマイスター」 固ゆで、半熟、温玉 驚異の一芸家電生んだ悲鳴試験

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アピックスインターナショナル「エッグマイスター」
アピックスインターナショナル「エッグマイスター」

「ゆで卵茹(ゆ)でるの、面倒くさい!」。始まりは、この一言だった。そこから、「卵、見るのもいや!」と悲鳴を上げるほど試験を繰り返し、誕生した〝ゆで卵調理器〟。ボタン一つでおいしいゆで卵ができると、大ヒットしている。2021年4月発売された、「エッグマイスター」(アピックスインターナショナル/大阪市)である。

ゆで卵は、コンロでお湯を沸かし茹でる。たかがそれだけの料理が、なぜ面倒なのか。

「お湯で茹でるだけでは、おいしいゆで卵ができないから」と、商品開発部商品開発担当の佐藤元紀さんは説明する。

理由は、白身が100度で固まるのに対し、黄身は80度と固まる温度が違うから。「お湯で茹でると先に黄身が固まり、長時間熱を加え続けると硫黄臭の発生と黒っぽい変色が起こり、味が落ちる。また、お湯の温度が100度を超えると、白身に鬆(す)が入りボソボソとした食感になる」。

開発にあたって、これが課題。ポイントは微妙な温度制御となった。さらに固ゆで、半熟、温玉(温泉玉子)とメニューを揃えると、それぞれ、茹でる温度と時間が異なる。個別にプログラムを作成し、本体内のICチップに組み込むことにした。

だが、「玉子は意外に大きさのばらつきが大きく、単純に平均値をとればすむわけでなく、人間の判断による調整が必要だった」(佐藤さん)。

手間取ったのは温玉、半熟。温玉は出来上がりが同じになる時間、温度がわかるまで時間がかかった。半熟は、黄身の仕上がり具合に迷った。決めきれず、最後は社内でアンケートを行い、決めた。

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