球界ここだけの話(2875)

広島・新井貴浩監督、言葉の力でペナント奪還

サンスポ
ブルペンで視察する広島・新井監督
ブルペンで視察する広島・新井監督

広島・新井貴浩監督(45)は「カープ」のことを「家族のようなチーム」と表現する。その思いを伝えるため、監督就任後初めてチームに合流した14日の宮崎・日南市での秋季キャンプでは青空の下で3カ条を訓示した。

<1>俺はお前たちが思っているより期待している 「シーズンに入ったら、こんなところで俺は投げるの? 野手だったらこんなところで代打やるの? というのが多分多くなる。それは俺がお前たちに期待しているから」

<2>俺は好き嫌いで起用は絶対しない 「カープという大きな家にお前たちと一緒に住んでいる。家族同然。嫌いな奴は一人もいない。できることなら全員を1軍に登録して全員で戦いたいと思っている」

<3>オンとオフのバランス 「やるときはとことんやる。そのかわりグラウンドを離れたときは明るく楽しくする。オンとオフのメリハリを大事にしてほしい」

コーチ、選手、スタッフの前で思いの丈をぶつける指揮官はこう締めくくる。「楽しいこともうれしいことも苦しいことも悲しいこともみんなで共有する。みんなで強くなってみんなで優勝したい。みんなで日本一になりたい」。チームのモチベーションをあげる5分間の名演説だった。

報道陣には「これをしゃべろうというのはなかった。思っていることを素直に言った」と振り返ったが、選手には思いが伝わった。栗林は「気合が入った」と語り、野間も「身が引き締まった」と続ける。来季育成4年目を迎える木下は自ら指揮官に近づき、「僕のことを見てください」とアピール。全員が前向きに練習に取り組み、効果はすぐに出た。

「意欲的ですね。自分が若い頃はやらされていた。首根っこをつかまれてボロボロの雑巾のようにね。今思うと良かったことだけど」と懐かしんだ新井監督。その持って生まれた言葉の力で「家族」と称するナインを伸び伸びと育て、2018年以来のペナント奪還を目指す。(柏村翔)

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