京都市京セラ美術館(同市左京区)で開催中の展覧会「アンディ・ウォーホル・キョウト」(産経新聞社など主催)の来場者が17日、10万人を突破し、記念セレモニーが開かれた。
10万人目となったのは、友人を誘って訪れたという大阪市の大学生、森本羅絢(らあや)さん(22)。同展公認の「アンディ・ウォーホルのそっくりさん」から記念品を贈呈され、「美術展が好きでウォーホル展があると知って興味があった。これからゆっくり鑑賞したい」と笑顔で話した。
同展は、大量消費社会の光と影を描き、米国ポップアートの旗手といわれたウォーホルの回顧展。キャンベル・スープなど著名作品から日本初公開作まで、米ピッツバーグのアンディ・ウォーホル美術館所蔵の約200作品を紹介し、人気を集めている。来年2月12日まで。