東京・歌舞伎町の一角「トー横」で知り合った少女にみだらな行為をしたとして、東京都青少年健全育成条例違反罪に問われていた小川雅朝被告=新宿区新宿=が、東京拘置所で死亡したことが15日、関係者への取材で分かった。拘置所内で体調が急変したとみられる。
小川被告は、「ハウル」と名乗り、トー横で居場所のない少年や少女に炊き出しなどの活動をしていた。令和3年12月と4年3月、当時16歳の少女にみだらな行為をしたとして、今年6月、都青少年健全育成条例違反の疑いで警視庁に逮捕され、起訴された。今月22日に初公判を控えていた。
関係者によると、小川被告は14日に拘置所内で死亡した。10月25日に警視庁荏原署の留置施設から、東京拘置所に移っていた。
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