気候変動、ウクライナ…バイデン氏が問われる指導力

産経ニュース
10日、米大統領専用機エアフォースワンに乗り込む前に手を振るバイデン大統領=ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地(AP)
10日、米大統領専用機エアフォースワンに乗り込む前に手を振るバイデン大統領=ワシントン郊外のアンドルーズ空軍基地(AP)

【ワシントン=渡辺浩生】中間選挙後初の外遊を開始したバイデン米大統領は11日から16日までエジプト、カンボジア、インドネシアで多国間の首脳外交を展開する。気候変動、ロシアのウクライナ侵略に伴うエネルギー・食料問題など国際社会が協調して解決すべき課題は多い。権威主義諸国との対立が深まる中、民主主義諸国の牽引(けんいん)役としての指導力が問われる。

中間選挙の勝敗は未確定だが、バイデン氏の民主党は予想以上に善戦したとみなされている。サリバン米大統領補佐官は10日、「米国民はバイデン氏を強い立場で世界の舞台に送り込んだ」との認識を示した。

バイデン氏は11日、エジプト東部シャルムエルシェイクで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)で演説する。バイデン政権はトランプ前政権が離脱した「パリ協定」に復帰し、気候変動対策での国際協調を重視。8月には再生可能エネルギー投資などに過去最大の予算を投じるインフレ抑制法を成立させた。

バイデン氏はこうした取り組みを訴え、途上国向け支援や国際枠組み「パリ協定」の目標達成に向けた国際協力を促す。

12、13日にはカンボジアのプノンペンで東南アジア諸国連合(ASEAN)との首脳会議、東アジアサミットに臨む。対面式の同サミットに米大統領が出席するのは2016年以来。バイデン政権は中国への対抗も念頭に、ASEANと5月に特別首脳会議をワシントンで開くなど関係強化を模索。対中関係を重視する議長国カンボジアのフン・セン首相との会談で、経済支援を通じ関係を構築できるか注目される。

13日から16日まではインドネシア・バリ島に滞在。20カ国・地域首脳会議(G20サミット)で、エネルギーや食料など世界的な物価上昇への対応を協議する。G20サミットは2008年の世界的な金融危機に対処するため、米国の提唱で産声を上げた。近年は中露など権威主義勢力と日米、欧州など民主主義諸国が対立し、国際的な課題に対して協調した対応を打ち出しにくくなっている。

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