〝物議〟の川崎―三河ジャッジを解説 島田慎二チェアマン「開かれたBリーグに」/バスケット

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画面右下でファジーカスがガードナーを押した瞬間、左上の計時は「0.3」。得点板の計時は「0.4」、右下のテレビ視聴者用計時は「0.8」とズレがある(Zoom画面より)
画面右下でファジーカスがガードナーを押した瞬間、左上の計時は「0.3」。得点板の計時は「0.4」、右下のテレビ視聴者用計時は「0.8」とズレがある(Zoom画面より)

バスケットボール男子のBリーグは8日、記者会見し、10月22日の1部(B1)川崎―三河で起きた問題プレーのジャッジについて説明した。

川崎市のとどろきアリーナで行われた第4節第2戦、試合最終盤の残り1秒前後で、シュートをしようとした三河のダバンテ・ガードナーを川崎のファジーカス・ニックが押し倒した。これに対して審判がファウルを取らなかったことが物議をかもした。

会見には日本協会(JBA)審判グループの上田篤拓シニア・テクニカル・エキスパートがオンラインで参加。問題の場面を映像で示しながら解説した。

それによると、担当審判団はファジーカスの行為を計時が「0.0秒」を過ぎた時点、つまり試合終了後と判断したが、映像などで検証したところ残り0.3秒であり、「時間内」だった。そうであれば行為は「アンスポーツマンライクファウル(故意の、または必要以上に激しいファウル)」がふさわしいと判断されるとして、審判団で共有したという。

当初、時間外との判断だったため、行為についてはリーグの規律委員会が検討。本人への聴聞なども行った上で「時間内のアンスポーツマンライクファウルに相当」として10月26日に厳重注意処分を下している。また川崎も同22日付で、Bリーグ1試合(同26日)と、同30日以降の天皇杯全日本選手権3次ラウンドに出場させないという独自の処分を下している。。

「0.1秒単位でもゲーム内で起きていたと判断せざるを得ない。こうしたケースを改めて判断していけるように審判として共有した」と上田氏。時間外との判断だったため、インスタントリプレーシステム(IRS)による映像確認も現場では行われなかったが「時間外だったか内だったかをIRSで検証するのも一つの選択。暴力行為の可能性があると判断したのならIRSを見に行くべきだった」と上田氏。担当審判には口頭で注意したという。

このジャッジはSNS上で話題となり、Bリーグにも多くの問い合わせがあったという。

「世間一般にこれはどうなのか、説明が必要という事象がある。すべて説明するのは難しいが、ファンが置いてきぼりになることなく、開かれたBリーグでありたい」と島田慎二チェアマン。この日の説明はBリーグ理事会後の会見の場で行われた。今後も「月1回になるが、この場で話して、こういう観点だったのかと分かるように努めていきたい」とした。

一方で「ミスジャッジをあぶりだして、レフェリーに対してネガティブな見方を進めるつもりは全くない。バスケットのレベルが上がる中で難度の高いジャッジをする機会も増えている。人間なので見逃すこともある。それも含めて競技だと認識、理解をいただきたい」とファンに呼び掛けた。


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