国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター前会長が20日開幕のワールドカップ(W杯)の開催地について「カタールを選んだのは間違いだった。とても小さい国で、サッカーとW杯は大きすぎる」などと語った。AP通信が8日、スイスメディアのインタビューを引用して報じた。
カタール大会は招致の不正疑惑などで批判を受けてきた。ブラッター氏は開催地が決まった2010年12月当時、FIFA会長を務めており「悪い選択だった。私の責任だ」と述べた。同氏は法的根拠のない金銭授受があったとして、15年にFIFAから活動停止処分を科された。(共同)