米ロックバンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズが来年2月に来日公演を行うことが8日、発表された。約16年ぶりの単独公演だが、ネットではそのチケット代が話題になっている。
同バンドは今年4月に通算12枚目となるスタジオ・アルバム「Unlimited Love」を発売。10月には最新アルバム「Return of the Dream Canteen」をリリースするなど精力的に活動している。現在はギタリスト、ジョン・フルシアンテの復帰を記念したワールドツアーの真っただ中。その一環として、来年2月19日に東京ドーム、同21日に大阪城ホールで日本公演を行う。
この日はチケット料金も発表され、最も安いA席は1万8500円(税込み、以下同)。S席は2万円で、グッズ付きのプラチナ席は5万円。ボックス席は8種類で、どれも1人あたり2万5000円となっている。
16年ぶりの日本公演にファンが「レッチリ来日熱い」「なんと!しかもドームとは!!!」などと沸くなか、チケット代に関するツイートも相次いだ。その多くは「チケット代バカ高いw」「チケット代に目ん玉飛び出た」「えぐい」「のけぞりそうになった」といったもの。なかには「レッチリのチケット代20000って聞いてからフランツ(フェルディナンド)の9000円はめっちゃ安いって気づいた」との書き込みや、為替の急激な円安を受けて「これも円安の影響なんか?」「円安?円安の影響なの?」といった声も聞かれた。
その一方で、2012年にロックの殿堂入りを果たし、これまでに8000万枚以上のアルバム・セールスを記録したロック界の大御所に「60歳のミュージシャンのチケ代としては妥当な気もします」との意見や、16年前のチケットの画像を添付して「最後に観たレッチリ9000円かぁ。でもでも今回の値段は妥当だと思うよ」といった声も聞かれた。