ついに代表デビューのときが来る。侍ジャパンに初選出された佐々木朗希投手(21)=ロッテ=が、10日のオーストラリア戦に先発する。「いろいろ経験できることがある。そこをしっかり感じながら投げたい」と表情を引き締めた。
3日に誕生日を迎え、21歳初登板となる。さらに札幌ドームでの登板も初めて。8日はマウンドから立った捕手に投球して感触を確かめた。
国際試合に臨むのは高校日本代表として臨んだU18(18歳以下)W杯以来。当時は右手にまめができた影響で1イニングの登板にとどまった。
リベンジの舞台ともなる一戦。「バッターの反応や特徴を感じながら、試合の中でそれに対してアプローチしていけたら。チームにしっかり貢献したい」と腕を撫した。