スーパー「ライフ」創業者、清水信次氏死去 96歳

産経ニュース
ライフコーポレーションの創業者で名誉会長の清水信次氏=2015年7月
ライフコーポレーションの創業者で名誉会長の清水信次氏=2015年7月

食品スーパーのライフコーポレーションの創業者で名誉会長の清水信次(しみず・のぶつぐ)氏が10月25日、老衰のため死去した。同社が11月7日発表した。96歳。三重県津市出身。葬儀は近親者で済ませた。お別れの会を来年執り行う予定だが、日時や場所などの詳細は後日決定する。喪主は妻、久子(ひさこ)さん。連絡先はライフコーポレーション秘書・広報部。

太平洋戦争中の昭和18年12月に大阪貿易学校を繰り上げ卒業後、陸軍特別幹部候補生などを経て終戦を迎えた。復員後は戦後の混乱期に大阪・梅田で露天商を営み、31年に現在のライフの母体となる清水実業を設立。36年に大阪府豊中市にライフの1号店を出店して以来、令和4年4月28日時点で近畿圏と首都圏で約290店舗を構え、売上高に当たる営業収益は7600億円を超える国内最大の食品スーパーマーケットチェーンを一代で築き上げた。

平成18年3月に、三菱商事出身で当時30代だった岩崎高治氏に社長職を譲り、自身は会長兼最高経営責任者(CEO)に就任。令和3年5月には代表権のない取締役名誉会長となり、4年5月には取締役も退いて名誉会長を続けていた。

ダイエー創業者の中内功氏(故人)や、イトーヨーカ堂を設立した伊藤雅俊氏(セブン&アイ・ホールディングス名誉会長)、セブン&アイと並ぶ流通グループを築いたイオンの岡田卓也名誉会長相談役、コンビニエンスストアのセブン―イレブン・ジャパンの生みの親の鈴木敏文氏(セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問)らとともに、戦後の流通業界を牽引(けんいん)した。

日本小売業協会や日本チェーンストア協会、日本スーパーマーケット協会といった小売り関連の業界団体のトップを歴任。昭和61年には藍綬褒章を受章した。政財界の関係者らでつくる日韓協力委員会の役職も務め、平成21年には韓国政府から叙勲を受けている。

【話の肖像画】ライフコーポレーション会長・清水信次<1> 「陛下の近くに」…鉄道連隊を志願(2015/8/18)

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