King&Prince・平野紫耀(25)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)の脱退と退所発表を受け、サンケイスポーツジャニーズ事務所担当記者が決断に至った経緯に迫った。先月31日をもって退社した滝沢秀明元副社長(40)に続き、前代未聞の危機に直面した事務所の現状も解説する。
キンプリ3人の退所が発表され、真っ先に頭に浮かんだのが2016年末のSMAP解散だ。
メンバー間に生じた溝が埋まらず、17年9月に稲垣吾郎(48)、草彅剛(48)、香取慎吾(45)がジャニーズ事務所を退所。20年3月には中居正広(50)も去り、木村拓哉(49)だけが残っている。
King&Princeは平野、岸、神宮寺の〝海外派〟と永瀬廉(23)、高橋海人(23)の〝現状維持派〟で分裂したが、メンバー5人は仲が良い。永瀬は過去の本紙取材で頻繁に食事する関係だと明かしていた。常々〝グループミーティング〟を開いており、昨秋に意見の食い違いが生じ始め、今年6月に今回の決断に至った。
同4月のライブ取材では、今後の具体的な目標が一切語られないことが引っかかっていた。5人で活動する将来像が描けていなかったのだろう。