25歳の国際派・中谷玲が2位「長年やってきているので、いろいろ経験もしてきた」/サンスポ女子アマ

サンスポ
ティーショットに臨む中谷玲(撮影・佐藤徳昭)
ティーショットに臨む中谷玲(撮影・佐藤徳昭)

TOMAS CUP第39回全日本サンスポ女子アマゴルフ選手権最終日(2日、静岡カントリー浜岡コース&ホテル小笠コース=6285ヤード、パー72)トップと3打差の6位から出た中谷玲(25)=カリフォルニア大卒=が5バーディー、1ボギーの68で回り、通算2アンダーの2位に入った。今大会出場者の中で最年長で、幼少期から海外生活が長かった国際派。3位の3選手とともに、来年の「フジサンケイレディスクラシック」のマンデートーナメント(主催者推薦選考会)の出場権を手にした。

異色のゴルファーが、川奈への挑戦権を得た。2位に入った中谷が、穏やかに笑った。

「長年やってきているので、いろいろ経験もしてきました。いつかいいことが来ると思って、気長に回っていました」

4番(パー5)で4メートル、9番(パー3)で10メートル、18番(パー4)で11メートルをねじ込んだ。25歳は今大会出場選手の最年長。10歳下の選手と同組のプレーで、落ち着いたマネジメントがはまり、68で回った。

父・次克さんの仕事の関係で、2歳から5歳は米ニューヨーク、小学5年から中学2年までは豪シドニーで生活。英語と日本語を話し「英語の方が得意。読書が好きで、英語じゃないとすごく時間がかかる」と明かす。

ティーショットを放つ中谷玲(撮影・佐藤徳昭)

ゴルフを始めたのは11歳。テレビで見た宮里藍さんに憧れた。米国の大学の部活動で本格的にゴルフに打ち込むため、中3で単身渡米。「向こうの大学はコーチがアマの試合に来てオファーをするのがほとんどなので、私も高校から行きました」。大学4年まで、飛距離の出る海外選手と戦い、ロングアイアンの精度を高めるなど自分なりの戦い方を見つけた。

初挑戦のマンデーに向け「せっかくもらったチケット。本戦に出られるように頑張ります」。丁寧な口調で意気込みを明かした中谷。もう一度米国でプレーするため、まずは川奈を攻略する。(高橋朝香)

中谷 玲(なかたに・れい) 1997(平成9)年6月3日生まれ、25歳。東京・世田谷区出身。父・次克さんの仕事の関係で幼少期から海外で過ごした。11歳でゴルフを始めた。米カリフォルニア大デービス校出身。22年「関東ミッドアマ」優勝。家族は父・次克さん、母・敦子さん、兄。167センチ、63キロ。

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