昨年デビューした女優、片田陽依(ひより、17)が来年公開の映画「17歳は止まらない」(北村美幸監督)に出演することが発表された。
同作は、東映ビデオが新進クリエーターと劇場映画を製作する新プロジェクト「TOEI VIDEO NEW CINEMA FACTORY」の第1回作品。農業高校で畜産を学ぶ17歳の少女たちが動物の生と死に向き合いながら悩み、成長する姿を描いた北村監督の脚本によるオリジナルストーリーで、応募された309本の企画と脚本から選ばれた。
片田は池田朱那(あかな、21)演じる主人公の親友役。ほかにも白石優愛(ゆあ、21)、大熊杏優(あゆ、19)ら期待の若手女優が女子学生役で出演する。
ワークショップオーディションで出演を射止めた片田は「作品に心をひかれてオーディションに参加しました。まさか(主人公の親友)モモ役に選んでいただけるとは思っていなかったので、とてもうれしかったです」と大感激。
等身大の高校生を演じ、「さまざまな動物に触れ、癒やされた半面、私たちが普段当たり前に食べているものが、どのようにして命から食材になっているかを目の当たりにし、改めて食と命について考えさせられました」と撮影を通じ、たくさんのことを学んだ。
また、世代の近い女優と共演することで仲良くなったといい、「お芝居についてなどのお話ができ、とても濃い時間を過ごせました」と笑みがはじけた。