金田久美子、号泣11年ぶりV 長かった2勝目「あきらめず頑張ってよかった」 ’11フジサンケイレディス以来…ツアー施行後最長ブランク/国内女子

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トロフィーを手にポーズを取る金田。11年189日ぶりの優勝記念撮影だ(撮影・戸加里真司)
トロフィーを手にポーズを取る金田。11年189日ぶりの優勝記念撮影だ(撮影・戸加里真司)

樋口久子三菱電機レディス最終日(30日、埼玉・武蔵丘GC=6650ヤード、パー72)キンクミ、涙の復活V! 単独首位から出た金田久美子(33)=スタンレー電気=が72で回って通算9アンダーで逃げ切り、ツアー通算2勝目を挙げた。2011年「フジサンケイレディスクラシック」での初優勝から11年189日ぶりの頂点。1988年のツアー制度施行後では最長ブランクでの優勝に、本人も周囲も涙を流した。

拭っても、拭っても涙は流れ続けた。18番、30センチのウイニングパットを沈めた金田は、両手で顔を覆った。11年189日分の思いがあふれ出た。

「すごく重い優勝。(自分を)信じられないときもあったけど、あきらめずに頑張ってきてよかったです」

優勝を決め、川岸史果とハグする金田久美子=埼玉・武蔵丘ゴルフコース(撮影・戸加里真司)
優勝を決め、川岸史果とハグする金田久美子=埼玉・武蔵丘ゴルフコース(撮影・戸加里真司)

魂の18ホールだった。3打リードの単独首位で出て、平行線のまま折り返し。崩れかけるたびに「何度も練習してきたじゃん」と奮起した。17番(パー4)で「決めたら勝てる」と信じて打った残り160ヤードの2打目をピン手前1メートルにつけ、バーディー。2年前から取り入れたハーフショットを武器に、逃げ切った。

3歳でゴルフを始め、11歳11カ月の2001年7月にツアーデビュー。「天才少女」と呼ばれ、自由奔放な性格で、ギャルとゴルファーを合わせた「ギャルファー」の愛称もついた。21歳だった11年4月24日に「フジサンケイレディスクラシック」で初優勝。だが、2勝目は遠かった。

「いろんなものが重なって。メンタルが大きかった」。14年は一度もトップ10に入れず、シードも喪失。ドライバーで140ヤードしか飛ばなかったり、50センチのパットを外したりで「こんな恥ずかしいゴルフならやっていてもしようがない」。ゴルフ場に来るだけで吐き気を催し、じんましんも出た。近年は腰痛に悩まされ、引退も頭によぎった。追い打ちをかけたのは、世間からの心ない声。「こんな見た目なので、SNSで『もっと練習しろ』とか、すごい量が来て。絶対に勝って見返してやると思っていました」。

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