ドラフトROAD2022

明大は13年連続で指名選手を輩出/10・31

サンスポ
中日から2位指名を受けた明大・村松開人内野手(中央)=10月20日、東京都府中市の明大野球部合宿所
中日から2位指名を受けた明大・村松開人内野手(中央)=10月20日、東京都府中市の明大野球部合宿所

10月20日のドラフト会議では支配下で69人、育成選手として57人が指名された。

その中で、明大・村松開人内野手(4年、静岡高)は、明大野球部員として13年連続で指名された。俊足・巧打・堅守を売り物に二塁、遊撃ができる右投げ左打ちの内野手で主将。中日の2位指名だった。

「『12年連続で切れるんじゃないか?』といわれたことがあって…」

指名後の初のリーグ戦は9日後の29日。最終カードの立大1回戦で、春秋連覇がかかった中での勝利後にこう話した。3年秋に「プロ指名がなかった場合はウチに」と企業から熱心に勧誘され、内々定に近いものも示されていた。

そこでオフに足の手術を済ませ、春の全日本大学選手権から復帰というスケジュールを組んで、プロ・社会人の二択ができて、ドラフト指名を待つという経緯だった。

プロ志望届を提出したのが今秋の明大では村松ひとり。主将としてチームをけん引する一方で、自らの進路を決定づける活躍も求められた。常に「リーグ戦に集中」と言い続けてきたが、ドラフト会議に意識があったのは確かだった。

明大への進路を選択するときに「必ずプロへ」と確約して進学しているわけではないし、プロ養成のためのプログラムなどない。あるのは、中興の祖、故・島岡吉郎監督が追い続けた『人間力野球』。野球の技術や勝利の前に、まず社会に出て役立つ人間であるべきことが求められ、練習で手を抜くことは許されないし、私生活も行動も律しなければならない。

現在も4年生の主将はトイレ掃除、他の4年生以下、上級生も掃除や片付け、整備をするのが慣例になってきている。フォア・ザ・チームのスピリットは誰もが自然と身につく。授業優先で1限目からの受講が可能なように、平日の全体練習は午前5時半からが基本。授業のない時間を各自が自主練習に充てている。

2010年ドラフト会議の5位指名「阪神、荒木郁也、明大、内野手」から、ドラフトロードを歩む明大の選手が続いている。(サンケイスポーツ・アマチュア野球取材班)

  1. 「子どもに就いてほしくないなあ」と感じる職業、1位は?

  2. 【虎のソナタ】思わぬ大物が阪神へ移籍してくるかも 12・9現役ドラフトは大注目

  3. NHK朝ドラあすの「舞いあがれ!」11月29日OA第42話あらすじ 舞(福原遥)が初フライトへ!大河内(吉川晃司)が一番手に指名

  4. 吉田麻也「一番起きてはならないことが起きてしまった」 不用意パスから後半36分、悪夢の失点

  5. 【新・親も知らない今どき入試】5大商社に強い大学ランク 独走の慶大、情報化社会で理系人材を求められる東工大