『アレ』頼んまっせ

阪神・岡田監督へ各界からエール 黒田正宏氏「自己主張が強い?私に言わせれば正反対」

サンスポ
2005年のドラフト会議で会場入りする岡田監督(中央)と黒田氏(その右)。編成部長として支えていた
2005年のドラフト会議で会場入りする岡田監督(中央)と黒田氏(その右)。編成部長として支えていた

来季、18年ぶりの頂点を目指す阪神・岡田彰布監督(64)に各界からエールを送る連載「『アレ』頼んまっせ」(不定期)。今回は、前回2004―08年の第1次政権で編成部長として支えた黒田正宏氏(74)=サンケイスポーツ専属評論家=に聞いた。〝厳しい〟というイメージがつきまとう指揮官だが、フロントとして見た素顔とは―。

岡田監督とは、前政権時に監督と編成部門のトップという関係で、タイガースを強くしていこうと支え合う盟友だった。

とにかく野球が好きな人だ。いつもタイガースのことしか考えていないのではと思うほど。話す内容も、チームをどうすればいいか、ばかり。時々、ゴルフの話をするけれど、すぐにタイガースの話に戻ってしまう。

子供の頃に、お父さんが熱狂的なタイガースファンだったこと、その縁でタイガースの優勝パレードに参加したこと、6球団競合で臨んだドラフト会議のこと、日本一になった1985年のこと、などなどすべてを楽しそうに話してくれた。聞いているうちに、どれだけ運を持っているんだと驚かされてしまう。

「話が分かる男」。そんな印象が強い。世間では自己主張が強いような噂が流れているが、私に言わせれば正反対だ。

あっさりOKが出たシーツは2005年の優勝に貢献してくれた

前回、監督になって1シーズンが終わろうとしている時期。ウッズ(横浜、現DeNA)が移籍するという情報を入手した監督は、獲得を要望してきた。でも、難しいという状況を説明して、代わりにシーツ(広島)を補強できると提案した。守備は固められますよ、と。持論を強行に主張してくるのかなと思ったら、意外にもあっさり受け入れてくれた。ありがたかった。実際、翌2005年の優勝の原動力にシーツはなってくれた。

以降も、ドラフト補強で「先発投手」「中軸を期待できる打者」などなど、常に希望は言ってきたけれど、こちらの情報を提示すると、ほぼスンナリとうなずいてくれる。各部署の担当者の立場を理解してくれて、いつも話し合いはスムーズ。本当に優しい「話の分かる男」だった。

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