愛知県豊橋市で一方通行を逆走した乗用車がマイクロバスに衝突した事故があり、愛知県警豊橋署は29日、バスに乗っていた男性を死なせたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死)の疑いで、乗用車を運転していた同市北山町東浦、無職、伴幸子容疑者(51)を逮捕した。
豊橋署によると、伴容疑者は「事故を起こしたことは間違いないが、一方通行には気が付かなかった」と容疑を一部否認している。 逮捕容疑は28日午後6時ごろ、一方通行を逆走し、同市野黒町の信号のない交差点でマイクロバスに衝突して、乗車していたインドネシア国籍の派遣社員、エラン・セピアワンさん(28)を死亡させたとしている。
バスは会社の従業員を家に送る途中で、乗用車と出合い頭に衝突、横転した。18人が乗っており、死亡の1人のほか、12人が病院に搬送された。搬送されなかった5人のけがの有無は捜査中。伴容疑者は軽傷で、同乗者はいなかった。