NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第17話が25日、放送され、物語の舞台が2004年に移行するなか、劇中に登場するお好み焼き店「うめづ」の店内に飾ってあるプロ野球・近鉄のグッズがアップデートされていることが話題になり、SNSに大きな反響が寄せられた。
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島を舞台に、東大阪の町工場で生まれたヒロイン、岩倉舞(福原遥)がパイロットに憧れ、夢を追いかける物語。現在、ドラマは第4週「翼にかける青春」(第16~20話)が放送されており、物語の舞台は舞たちの幼少期が描かれた1994年から10年の歳月が経ち、2004年4月に移行した。
舞の実家の隣で「うめづ」を営む梅津勝(山口智充)は、当時存在した地元のプロ野球チーム、近鉄(オリックスに吸収)の大ファンで、常にキャップとユニフォームを着用して接客。懐かしのユニフォームや応援グッズで飾られた店内の様子はこれまでも視聴者の間で「バファローズガチオタ設定か」などと話題になった。
この日は舞台が10年後に移行した「うめづ」が初めて映し出され、店内には、04年頃に使用していたユニフォームやスタジャンなどの“ニューアイテム”がズラリ。当時、エースだった岩隈久志のものと思われる「21」の番号が入ったユニフォームも飾られていた。
この演出には近鉄ファンたちが再び大興奮。近鉄好きのファッションデザイナー、コシノヒロコさんが手掛けた当時のユニフォームにファンは「うめづの壁にかかってるバッファローズユニも新しなっとる」「2004年の時のユニに変わってるではないか~さすがです」「近鉄ユニフォームが、コシノヒロコバージョンに変わっていた」「21番の岩隈に変わってるな」「大将は昔のユニホーム着てるけど」などの反応が寄せられた。