ダルビッシュ、第5戦先発 敗退か望みをつなぐか、好投を予感させる前兆とは

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パドレスのダルビッシュ有投手は、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦の先発投手会見に臨んだ(撮影・山田結軌)
パドレスのダルビッシュ有投手は、ナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦の先発投手会見に臨んだ(撮影・山田結軌)

フィリーズ10-6パドレス(22日、フィラデルフィア)米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手(36)は23日(日本時間24日午前3時37分)の第5戦に先発する。1勝3敗で迎え、勝てばワールドシリーズ進出に望みをつなぎ、負けると敗退となり今季が終了する。この試合前、第4戦の勝敗が第5戦を迎えるメンタルに影響するか問われると、よどみなく言い切った。

「いや、変わらないですね。別にきょう勝とうが負けようが、自分のできることは全く変わらないことなので。あまりそこは考えていないです」

第4戦は一回にパドレスが4点を先制。しかし、その裏に3点を返されると四回に4-4の同点とされた。五回にソトの2ランで6-4で勝ち越すが、その裏に4点を奪われ逆転を許した。

まさにチームの命運を担う大一番。重圧のかかるマウンドになるが、好投を予感させる好材料がある。疲労感は少なく、コンディションが上向いているという。

「前回(登板)ぐらいから元気になってきちゃった(笑)。一時期、だいぶ疲れていたのが、9月くらいだったと思うんですね。(疲労が)だんだん抜けてきて、だんだん今は状態が良くなってきている。案外、フィジカル(身体)的なところの心配はしていないです」

パドレスのダルビッシュ有投手は第5戦の先発に備え、登板前日のルーティーンであるブルペンでのシャドーピッチングとイメージトレーニングを行った。手にはタブレット端末とノート(撮影・山田結軌)

だからこそ、中4日でもブルペン入りした。シーズン終盤、登板間隔が中4日の場合はブルペン投球を回避して体力回復に努めていた。3時間、時間が進む東海岸で中4日のデーゲームは実質的には〝中3日半〟と過酷。しかし、21日(同22日)には36球を投げた。

「(ブルペンに)入ったのは、たぶん元気だからですね。元気じゃないときは、やめちゃおうかな、となるんですけど。割と元気だからポジティプになるというか、試合もアグレッシブになるというか、そういう傾向がある」

チーム状況は、まさにがけっぷちだが、ダルビッシュ自身は心身ともに上向き。窮地を救い、リーグ制覇への希望をつなぐ。ファンの思いと重責を背負い、マウンドに上がる。