首相、北朝鮮情勢「核実験の可能性ある」参院予算委主なやり取り

産経ニュース
参院予算委で答弁する岸田文雄首相=20日午後、国会・参院第1委員会室(矢島康弘撮影)
参院予算委で答弁する岸田文雄首相=20日午後、国会・参院第1委員会室(矢島康弘撮影)

岸田文雄首相が出席した20日の参院予算委員会での主なやり取りは次の通り。

公明党・谷合正明氏「ロシアの核兵器の使用や、北朝鮮の核実験の可能性に関する情勢をどのように認識しているか。日本の役割は」

首相「唯一の戦争被爆国として、ロシアによる核兵器による威嚇や使用を容認できないと、国連などで訴えてきた。一連の北朝鮮の行動は国際社会全体の平和と安定を脅かすもので、断じて容認できない。核実験の可能性もあると認識している。核兵器のない世界に向けての機運を再び盛り上げる取り組みを積み上げていきたい」

公明・佐々木さやか氏「子供の送迎バスの安全対策では、全てのバスに安全装置の設置を義務付け、費用は国が支援すべきだ」

首相「認可外保育施設、巡回型バスについても安全装置の装備を義務付けるべきと考え、所要の措置を行う。早期の子供の安全対策促進のため、支援パッケージを(月内に取りまとめる)総合経済対策に盛り込む。安全装置の装備は事業者の負担が実質的にゼロとなるよう、財政措置を講じる」

日本維新の会・片山大介氏「来年春に想定される電気料金の上昇への対応などは、大規模な財政出動になると思われる。出口戦略はどうするのか」

首相「電気料金の来年の動向については、確定的に申し上げることは難しい。そのときの状況で最終的に判断することになると思うが、今の段階から制度設計として出口戦略も考えなければならない」

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