超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の一行は18日午前、東京・九段北の靖国神社を一斉参拝した。秋季例大祭の一斉参拝は、新型コロナウイルスの感染防止などのため令和元年以来3年ぶりとなる。
議連によると衆院議員66人、参院議員24人の計90人(速報値)が参拝した。参拝後、逢沢一郎議連副会長は記者団に、「今日の日本の平和や繁栄は、多くの英霊が礎になられての平和や繁栄であると改めて心に刻んだ。国民と力を合わせ、平和な日本を守り抜いていく」と述べた。
岸田文雄首相は17日に靖国神社に真榊(まさかき)を奉納したが、秋季例大祭中の参拝は見送る。逢沢氏は「首相は英霊に尊崇の念をお持ちだ。靖国神社に参拝してもらう環境を作り上げていく」と強調した。議連会長は約10年務めた尾辻秀久氏が今年8月に参院議長に就任し、空席となっている。