NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の第11話が17日、放送され、主人公の岩倉舞(浅田芭路)がかわいがっていた学校のウサギが死んでいたというシーンがネットで話題になった。ツイッターでは「望月さん」「スミちゃん」「うさぎ殺し」といったワードがトレンドに入り、視聴者からさまざまな感想が寄せられた。
大阪府東大阪市と長崎県の五島列島を舞台に、町工場で生まれた舞がパイロットに憧れ、空を目指す物語。主演を女優の福原遥が務める。1994年、原因不明の発熱に悩み、その療養のため、母の故郷である五島で暮らしていた舞。祖母、才津祥子(高畑淳子)との2人暮らしで、舞は精神的に成長し、内気で引っ込み思案な性格も克服し、熱もでなくなった。
ドラマはこの日から第3週「がんばれ!お父ちゃん」(第11~15話)がスタート。父、母、兄が暮らす東大阪へ戻ってきた舞の新しい生活が始まった。舞は、久しぶりに元いた小学校に登校。かわいがっていたウサギのスミちゃんの様子を見にウサギ小屋に向かった舞だったが、そこにスミちゃんの姿はなかった。クラスメイトで、同じ飼育係の望月久留美(大野さき)から、スミちゃんが死んでしまったことを聞かされた舞。夏休みの暑い日、心配した久留美が家に連れて帰ると、翌朝、スミちゃんは死んでいたという。
この件をきっかけに、久留美はクラスで仲間外れにされ、女子たちから「ウサギ殺し」と呼ばれていた。翌日、学校を休んだ久留美。舞は心配し、学校帰りに久留美の家に寄り、ウサギは急に死ぬことがあると説明して、彼女を励ました。