ディープな滋賀の体験も 地域通貨「ビワコ」が好評 ダウンロード数は県の想定超

産経ニュース
10月8日に行われた湖上体験学習(滋賀県提供)
10月8日に行われた湖上体験学習(滋賀県提供)

滋賀県の魅力をより多くの人に知ってもらい、移住などにつなげようと、県が7月に導入したスマートフォンで使用できるデジタル地域通貨「ビワコ」が話題を呼んでいる。導入から2カ月半でアプリのダウンロード数は県の予想を上回る2600件を突破。担当者は「旅行客だけでなく、地元の人にもよりディープな滋賀を知ってほしい」と話している。

滋賀県が導入したデジタル地域コミュニティ通貨「ビワコ」
滋賀県が導入したデジタル地域コミュニティ通貨「ビワコ」

ビワコは神奈川県鎌倉市のIT企業「カヤック」が制作したアプリ「まちのコイン」内にある地域コミュニティ通貨で、自治体や地元企業などが「スポット」と呼ばれる体験の提供者となり、利用者が体験を通じ通貨を得たり、使ったりすることができる仕組みだ。

令和2年4月のサービス開始以降、自治体や地元企業などが参画。これまでに22の地域で導入されているが、県全域を対象とするのは滋賀が全国初となる。

例えば、「湖岸の清掃活動に参加する」では1000ビワコが、「滋賀の地酒で乾杯する」では500ビワコが〝報酬〟として付与され、登録されている店舗や団体などの商品やサービスと交換したり、体験の対価として支払いに充てたりすることできる。使い道としては「秘伝の鮒ずしの漬け方を教えます」(500ビワコ)、「滋賀の歴史を教えてもらう」(100ビワコ)といった地域に根付いた体験が人気。一方、スポット登録者にとっても、無料で利用できる新しい広報手段として好評という。

2千ビワコで体験会を実施した今月8日の湖上体験学習には、親子連れなど約30人が参加。参加者は担当者から説明を聞きながら、筒状の採水器で採取された水を顕微鏡で観察し、湖の北側と南側の微生物の違いなどについて学んだ。県内の小学5年は「うみのこ」事業として同様の学習をすることから、「懐かしい」「湖上からの景色を楽しめた」などの声があがった。

県はまずは長浜市、近江八幡市、日野町の3市町をモデル地域とし、7月末から運用を開始。これらの自治体を中心に今月13日時点で、187のスポットが登録され、2600件を超えるアプリのダウンロードがあった。県はアプリ利用者の居住地や年代などのデータを広報活動に役立てていくといい、地域と多様に関わる関係人口の創出や移住促進につなげたい考えだ。

県は今年度末までに300スポットと6千ダウンロードを目標に掲げており、来年度以降もモデル地域を拡大する。三日月大造知事は「県内外の人が継続的に地域に関わるきっかけをつくり、コロナ後の新しい社会システムや地域のにぎわいづくりにつなげていきたい」と期待を寄せている。(入澤亮輔)

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