ものづくりの町、大阪府東大阪市と自然豊かな長崎県の五島列島を舞台に、2つの故郷でさまざまな人と絆を深めたヒロインが空を飛ぶ夢に向かう姿を描くNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土 BSプレミアム・午前7時30分~、NHK総合・同8時~)。これまでの流れを振り返りながら、17日から始まる第3週のあらすじを紹介する。
主演を務めるのは女優の福原遥。横山裕(関ジャニ∞)、高橋克典、永作博美、赤楚衛二、山下美月(乃木坂46)、高畑淳子ら豪華俳優陣が脇を固め、語りをさだまさしが務める。
1994年、東大阪で、父の浩太(高橋)、母のめぐみ(永作)、兄の悠人(海老塚幸穏)と4人で暮らしていた小学3年生の舞(浅田芭路)。原因不明の発熱に悩まされ、学校を休みがちになっていた舞は、医師から環境を変えることを勧められ、めぐみの故郷、五島で生活することになった。
五島で祖母の才津祥子(高畑)に迎えられ、舞、めぐみ、祥子の3人での生活が始まった。しかし、祥子は、過保護なめぐみと母親の目を気にしすぎる舞に違和感を覚え、めぐみだけ大阪に戻るように指示。舞の発熱は、母に遠慮して自分の気持ちを抱え込むのが原因だと考えての提案だった。こうして祥子と2人での生活がスタート。自分のことは自分でやるという祖母の教育方針のもと、舞はさまざまなことに挑戦し、島の人たちの温かさにふれながら日々の暮らしを送った。
第2週「ばらもん凧、あがれ!」(第6~10話)では、舞のクラスメイト、浦一太(野原壱太)に弟が誕生。五島では、子供の健康を祈念してばらもん凧を揚げる風習があり、舞は一太から一緒に揚げようと誘われたが、以前、一太の凧を壊してしまったことから、その誘いを断った。一太は落ち込み、2人の間に距離が生じてしまった。