人気歌手、椎名林檎さん(43)の新アルバムの特典グッズが、外見では分かりにくい障害などのある人が援助を受けやすくするための「ヘルプマーク」に酷似しているとして、マークを作った東京都が販売元のレコード会社に「早急の対応」を要請したことが14日、分かった。利用者らからも困惑の声が上がっている。
ヘルプマークは、赤地に白色で十字とハートのマークがデザインされたもので、かばんなどに付けて使う。義足や内部障害など、配慮を必要とする人のために東京都が平成24年から配布。一方、椎名さんのグッズはハート部分がリンゴのようなデザインだが、他の部分は酷似している。
アルバム販売元のユニバーサルミュージックは「多くの皆さまからいただきましたご意見を踏まえ、弊社内で協議しております」とコメントしている。