千葉県君津市の観光情報の提供や物産の展示などを行う久留里観光交流センター(同市久留里市場)に、地酒を集めた「生きた水久留里 酒ミュージアム」がオープンした。市の特産品である地酒の普及を促進し、地域経済の活性化を目指す。
ミュージアムでは、吉崎酒造や小泉酒造、宮崎酒造といった8つの蔵からなる「かずさ八蔵」の酒だるや酒瓶が展示されている。試飲コーナーも用意されており、計15種類の日本酒を、1種類約30ミリリットル200円で飲める。3種セットを頼めば、平成の名水百選に選ばれた「生きた水久留里」(500ミリリットル)が付いてくる。そのほか、気に入った日本酒をその場で購入することもできる。
市によると、今回のミュージアムは市観光協会が自主事業として行うもので、かずさ八蔵の商品が一堂に会し、常設展示されるのはここだけだという。
開館は午前9時~午後5時(月曜休館)。