12日の東京株式市場の日経平均株価は小幅続落した。終値は前日比4円42銭安の2万6396円83銭。米連邦準備制度理事会(FRB)による急ピッチの金融引き締めへの警戒感が強く、重荷となった。一方、新型コロナウイルス水際対策の緩和や全国旅行支援の開始に伴う関連需要回復への期待が相場を下支えした。
東証株価指数(TOPIX)は2・24ポイント安の1869・00。出来高は約11億6400万株。
11日の米ダウ工業株30種平均は反発した一方、ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落した。米長期金利の指標となる10年債利回りが上昇し、売り優勢となった。