WCS先勝一問一答

ダルビッシュ「それを全部いうと絶対泣いちゃうんで」

サンスポ
メッツ戦に先発したパドレスのダルビッシュ=ニューヨーク(共同)
メッツ戦に先発したパドレスのダルビッシュ=ニューヨーク(共同)

メッツ1-7パドレス(7日、ニューヨーク)米大リーグ、パドレス(西地区2位)のダルビッシュ有投手(36)がポストシーズン(PS)開幕となるメッツ(東地区2位)とのナ・リーグのワイルドカードシリーズ(WCS)第1戦に先発。7回を投げ、1安打1失点と好投した。ドジャース在籍時の2017年以来、5シーズンぶりとなるPS3勝目を挙げた。試合後に行われた、会見での主な一問一答は以下。

ーー試合前や走者を出してメッツファンの歓声が大きくなった序盤はメンタル的にどう対応したか

「結構試合前のウォーミングアップとかでも、すごく盛り上がっていましたけど、イヤホンをしていたのであまり聞こえなかったのが良かったというのと、ただ初回、二回のコールチャンスの時は、本当に歓声が凄くて、僕の横でわーっといわれているような感じだったんですけど。 でも、ただの音だというふうに考えたことでちょっと、落ち着いたかなという感じですかね」

ーーポストシーズンで先発した中できょうの投球は

「自分もこの年齢で、しかもニューヨークというメッツの素晴らしい球場で、殿堂入りするであろう投手と投げ合えるということは本当に緊張している場合ではなくてとにかく誇りに思うことだっていうふうに思っていましたし、そういう気持ちで臨みました」

ーー打線が7得点と本領発揮したことがどれだけ助けになったか

「とにかくそんなに、シャーザー投手が打たれるところを僕はみたことがないので。こういう試合もあるんだなとすごくびっくりしましたし、(味方が得点してくれて)すごく楽になりました。」

ーーキャリアではポストシーズン最近3敗していたが

「そんな昔のことは忘れた」

ーー最後にポストシーズンで登板して5年になるが、その後どう成長したか

「どこですかね。でもメンタル的にだったりとか、ゲームの準備だったりっていうところはまったく別のレベルだと思うので、結果良いピッチャーだと思います」

ーー具体的にメンタル面とゲームの準備はどう違うか

「メンタルだとそのメディテーションをよくするようになったっていうのと、そうすると何に集中するべきかがすごく分かっているっているのと。後は、データベースとかを使って相手をすごく勉強するようになったというところですかね」

日本メディア

ーー7回にトレーナーがマウンドに上がったが状況は

「きょうは試合始まった時からマウンドがすごく固くて、デーゲームとか特にあるんですけど、(足の)親指の母指球の甲側のところがやっぱりすごく、結構二回くらいから我慢している状態だったんですけど、最後方は完全に血が出ててスパイクも血が出ている状態だったので、それでちょっと痛みと戦っているっていう状態だったです」

ーーチームは地区シリーズに大手、チームをどう見守るか

「自分の調整をするだけです。Day1なので次に投げる準備を、自分のことはちゃんとして試合はおとなしくみようと思っています」

ーーきょうの登板の自己評価

「あまりよくはなかったですね、親指がちょっとあったというのと、だから思い切って最後のリリースに向かえないところがあった。ただ風がすごく吹いていたので、最初の数イニングは特に。(試合前の)投球練習の時もフォーシームがちょっとカットしたりとか、ツーシームも試合中カットしたりしていたので、だからスライダー系を多くしました」

ーーきのういつも通りに登板したいと話していたが、きょういつも通りにいった部分、逆にいかなかった部分は

「起きて最初はちょっと呼吸も浅かったですし、ちょっと緊張気味なのかなっていうふうに思っていましたけど、そこは一回瞑想して、それでもあんまり食欲がなかったりとかはしましたけど。きょうもちっちゃいうどん一杯しか食べずに、あとはバナナ1こか、できたので。そのスタミナ面とかは心配はしていましたけど。でも試合前になって自分と妻ですごくここまできているので、2人でやってきたことを見せるだけだっていうふうに思ったことですごく落ち着きました」

ーー初回と五回に走者三塁に背負ったが、最後はやや真ん中低めの球で抑えたが組み立ては

「2つも投げミスをしても大丈夫な球を選んでいるんで、(初回の)アロンソの球はちょっと危ないかなと思いましたけども。最初のツーシームも投げましたし、スライダーを狙っているだろうと思っていたので、あのくらいの速さでくるとツーシームなのか、それともあそこから始まるからスライダーなのかって一瞬迷ったところだったと思うので、良かったというのと。(五回の)リンドアもスプリットが頭にあると思うので、前回登板もそうですし、サンディエゴでもそうだったので、だからきょうは、スプリットが頭にある分真ん中でも全然大丈夫だろうということで投げました」

ーー好投の一番の要因は

「点を取ってくれたからですね。あれだけ点を取ってくれたので、変に考えすぎずにというか。それで楽に投げられたんだと思う」

ーー親指から血が出ていた時、登板中にテーピングなどケアができたか

「(試合中は)なかったですね。基本的にナイターでは起こらないので。完全に考えてなかったというか。試合中に靴下脱ぐ時間がないから、我慢して投げるしかないかなというところでした」

ーー家族の力はどれだけ大きいか

「いつも本当に力をもらっていますね、それを全部いうと絶対泣いちゃうんで、ここでやめときますけれども。自分が与えている以上にいつも力をいただいています」

ーーフライでのアウトが多かったが、思い通りに打ち取れたのか

「そこはもうちょっとゴロを打つとかなと思ったんですけど、ゴロが頭にあったけど、結構スライダーが風があったから大きく曲がったりとか、速いスライダー、カッターとなっている球も縦に落としたりいろいろしていましたけど、それを狙っていた分、下に入ったのかなというところはちょっとあります」